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今日の為替市場ポイント:ドル・円は123円台後半で推移か、米年内利上げ期待でドルは底堅い動きに

2015/7/16 8:14 FISCO
*08:14JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は123円台後半で推移か、米年内利上げ期待でドルは底堅い動きに 15日のドル・円相場は、東京市場では123円26銭から123円56銭で推移。欧米市場でドルは一時123円97銭まで上昇し、123円80銭で取引を終えた。 本日16日のドル・円は主に123円台後半で推移か。米国の年内利上げ観測は後退していないことから、ドルは底堅い動きを続ける見込み。 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は15日に米下院金融委員会で議会証言を行った。イエレンFRB議長は「年内のいずれかの時点での利上げが適切」との見解を改めて表明したが、質疑応答の中でイエレン議長は「米国は何年か経った後に深刻な債務問題を抱えることになる」、「年金や社会保障、メディケア、医療費などで追加の行動が必要になる可能性は高い」と述べた。 FRBは米国財政の当局者ではないが、財政状況の変化がインフレ見通しに影響を与える可能性がある場合は相応の対応が必要となる。ただし、金利引き上げは利払い増加につながり、財政圧迫の要因となる。大規模な歳出削減が必要となる可能性もあり、経済情勢にも影響を及ぼすことが予想される。 イエレンFRB議長は議会証言で「政策のペースは経済次第」との見方を示したが、市場関係者の一部は「早ければ来年にも米国の財政問題がFRBの金融政策に大きな影響を与える可能性がある」と予想している。 《SY》