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後場に注目すべき3つのポイント~2万円の大台回復も中国株式次第か、明確な反転は見極めが必要

2015/7/13 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~2万円の大台回復も中国株式次第か、明確な反転は見極めが必要 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・2万円の大台回復も中国株式次第か、明確な反転は見極めが必要 ・ドル・円は122円66銭付近、株価にらみの展開 ・政府のコメ輸入上積み報道から、TPP関連にテーマ物色の流れ強まるか ■日経平均は2万円捉えるか、上海市場、先物主導の動きを注視 日経平均は大幅に反発。231.44円高の20011.27円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。ザラバベースでは3営業日ぶりに2万円の大台を回復した。 先週末の欧米市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から、買い先行で始まっている。しかし、ギリシャ支援協議に向けた話し合いは、ギリシャが改革案の内容を今月15日までに法制化することなどが伝えられており、先送りされた格好。そのため、大阪225先物の寄り付きは19950円と、シカゴ先物清算値(20085円)には届かず。 その後はこう着感の強い展開が続く中、上海指数が続伸で始まったことを受けて、2万円の大台を回復する展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは電力ガス、水産農林、空運、陸運、保険が2%を超える上昇。一方で、鉱業が唯一マイナスとなった。 日経平均採用銘柄は200銘柄以上が上昇し、且つ、先週末に大きく下げていたファーストリテ<9983>が強い値動きをみせており、日経平均をけん引する格好である。節目の2万円を回復したが、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表での基準線レベルでの攻防である。一目均衡表では雲(19790円-20230円辺り)の中での推移であり、方向感が掴みづらいだろう。まずは、2万円処での底堅さをみせたいところ。 また、個別でみると、全般堅調ながらも、先週の下げに対する自律反発の域である。ファーストリテ<9983>も先週末の安値圏での推移で25日線を挟んでの攻防である。ボトム形成からの反転とみるには、もうしばらく見極めが必要なところであろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は122円66銭付近、株価にらみの展開 ドル・円は122円66銭付近で推移。日経平均株価が2万円台を回復したことからドル買い・円売りとなったが、上海株が上げ幅を縮小する局面では上値が重くなった。 週明け東京市場のドル・円は、121円99銭で寄り付いた後、一時121円93銭に下げた。ある市場関係者は、ギリシャ支援協議が合意に向っていると楽観視されるものの、「なかなかスムーズに進まないので、合意に懐疑的な見方が広がった」と話す。 その後、仲値にかけて実需筋の買い戻しが入った。また、日経平均株価が2万円を回復したことでさらに上昇し、121円70銭台をつけた。ただ、上海株が高寄りした後上げ幅を縮小させており、ドル・円の上値を抑えている。 ロイターによると、ギリシャのチプラス首相は、急進左派連合(SYRIZA)内の反緊縮派を一掃する方向。先の市場関係者は、足元について「ギリシャ支援協議に進展がみられず、動くに動けない状況だ」と述べている。 ユーロ・ドルは、1.1090ドルから1.1144ドルのレンジ内で、ユーロ・円は135円40銭から136円65銭のレンジ内で推移している。 12時31分時点のドル・円は122円66銭、ユーロ・円は136円54銭、ポンド・円は190円26銭、豪ドル・円は91円34銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 小瀬正毅) ■後場のチェック銘柄 ・政府のコメ輸入上積み報道から、TPP関連にテーマ物色の流れ強まるか ・アイフル<8515>の金融支援の対象債権に関わる債務完済でノンバンク株に安心感 ・商品市況の軟調な推移から資源関連株には警戒感 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 5月第3次産業活動指数 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 2件
8515 東証プライム
329
9/4 15:00
-15(-4.36%)
時価総額 159,440百万円
大手消費者金融会社。無担保ローンや事業者ローンの提供が主力。カードローンやキャッシングローン、事業サポート等の融資に関するサービスを提供。貸倒費用増加も新規顧客拡大で吸収。組織統合など合理化を進める。 記:2024/06/01
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10