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メガバンクの上昇が先高期待を強める【クロージング】

2015/2/16 16:33 FISCO
*16:37JST メガバンクの上昇が先高期待を強める【クロージング】 16日の日経平均は反発となり、91.41円高の18004.77円(出来高概算24億6000万株)と終値ベースで18000円を回復して取引を終えている。13日の欧米市場では、ギリシャ債務問題への不安感が後退したほか、ユーロ圏GDPの発表を受けて堅調な展開となり、この流れを引き継ぐ格好から買いが先行した。18000円を回復して始まった日経平均は、10-12月GDPが予想を下回ったこともあり、寄り付き直後に18000円を割り込む局面も。しかし、再び強含む展開となる中、一時18074.26円まで上げ幅を拡大し、昨年12月8日につけたザラバ高値(18030.83円)を更新している。 その後はこう着感が強まる展開となっているが、メガバンクが終日堅調な展開になる中で先高期待は強く、日経平均は18000円を挟んでの高値圏での展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。セクターでは銀行が上昇率トップとなったほか、鉱業、保険、卸売、証券、非鉄などが堅調。一方で、その他製品、医薬品、繊維、水産農林、食料品などには利益確定の流れが優勢。 ギリシャやウクライナ情勢の行方を見極めたい状況のほか、16日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場となるなか、こう着は予想されていた。しかし、メガバンクが売買代金上位となって相場をけん引していたほか、設備投資計画を発表したファナック<6954>が最高値更新で日経平均をけん引するなど、想定以上に底堅い相場展開だった。 また、10-12月GDPは予想を下回ったが、これにより日銀の追加緩和期待がくすぶることになろう。追加緩和は逆効果と見る向きもあるようだが、下は売り込みづらくなった。自動運転やインバウンドといったテーマ物色も目立っているなど、個人の売買も活発。積極的な株主還元策等を発表している企業や上方修正などを発表している企業に対する物色意欲も強い。明日は米国市場の休場でこう着となろうが、先高期待は高まりやすいだろう。 《KO》
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02