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後場に注目すべき3つのポイント~業界再編期待で石油株の上昇が目立つ

2014/12/22 12:20 FISCO
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~業界再編期待で石油株の上昇が目立つ 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・一先ずキャッシュポジションを高め、改めて掉尾の一振を探るか ・ドル・円は119円42銭付近、東京株式市場が小動きで動意に乏しい展開 ・コスモ石油<5007>、東燃ゼネ<5012>にも業界再編期待が波及、石油株の上昇が目立つ ■一先ずキャッシュポジションを高め、改めて掉尾の一振を探るか 日経平均は小幅に続伸。0.26円高の17621.66円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えた。米国株高や円安の流れを受けて買い先行のスタート。もっとも、先週末に原油先物相場が大幅に上昇しているほか、出光興産<5019>の昭和シェル<5002>買収報道による業界再編の影響が大きい。そのため、セクターでは石油石炭の上昇率が8%を超え、鉱業が3%超えている。 一方、全体としては先週半ば以降の、リバウンドに対する利益確定とみられる動きに。空運、ゴム製品、銀行、倉庫運輸、その他製品、陸運、金属、小売、機械などが一服。規模別指数では大型株指数のみが上昇。東証1部の騰落銘柄では、値下がり数が1000を超え、全体の過半数を占めている。 前場半ば辺りからミクシィ<2121>が換金売りとみられる売買によりもち合いレンジを下放れる動きをみせており、中小型株や材料系の銘柄などに利益確定の流れが波及している。日経平均はプラス圏をキープしているが、石油株が下支えしている状況であり、心理的な面では弱いだろう。 祝日を挟むことから押し目拾いの動きは限られ、年末高は期待されるものの、先回り的な動きも期待しづらいところ。年内最終を意識したNISA需要についても、祝日明け後の24日、25日で攻める格好か。ただ、テーマ株などの盛り上がりに欠けるものの、水素関連などは小動きながらも陽線を形成している銘柄が目立つ。ミクシィの下落など、一先ずキャッシュポジションを高め、改めて掉尾の一振を探るか。 ■ドル・円は119円42銭付近、東京株式市場が小動きで動意に乏しい展開 ドル・円は119円42銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が小動きに推移していることで動意に乏しい展開。ユーロ・ドルは、1.2220ドルから1.2241ドルで推移。ウクライナ及びロシア情勢への警戒感、ギリシャ議会での第2回大統領選挙への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円05銭から146円28銭で推移。 12時19分時点のドル・円は119円42銭、ユーロ・円は146円23銭、ポンド・円は186円79銭、豪ドル・円は97円40銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・市場参加者減少で盛り上がりに欠ける、日経平均は利食い売りが重しに ・コスモ石油<5007>、東燃ゼネ<5012>にも業界再編期待が波及、石油株の上昇が目立つ ・明日の祝日を控え、引き続き値動きの軽い銘柄での短期値幅取りに ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 日本銀行、金融経済月報(12月) 14:00 全国スーパー売上高(11月) 16:00 コンビニエンスストア売上高(11月) 《KO》
関連銘柄 5件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5007 東証1部
164
9/25 15:00
-3(-1.8%)
時価総額 139,024百万円
石油元売りシェア第4位で10%強。爆発事故の千葉製油所は本格稼働へ。現在の中計期間中は積極投資を計画。千葉県にある主力製油所を東燃と統合の方向。今期は原油価格下落による評価損ゼロへ。利幅回復で営業黒字に。 記:2015/08/28
5012 東証1部
1,300
3/28 15:00
-20(-1.52%)
時価総額 475,800百万円
石油元売りシェア第3位。高配当利回り銘柄との位置づけ高い。エクソンモービルからの取得株の使途が注目。コスモ石油と千葉の製油所を統合。原油価格上昇で原油評価損と減損損失が減少。JXとの経営統合効果に期待。 記:2017/04/28
5019 東証プライム
1,009
9/4 15:00
-61(-5.7%)
時価総額 1,502,728百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10