マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/28 3:09:12
16,582,506
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日銀によるETF買いへの思惑

2014/12/5 12:15 FISCO
*12:15JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀によるETF買いへの思惑 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日銀ETF買入れならプラス圏浮上も ・ドル・円は119円89銭付近、米国11月の雇用統計を控え上げ渋る展開 ・マザーズ指数は上昇でIPOに向けた換金売りには一巡感も ■日銀ETF買入れならプラス圏浮上も 日経平均は小幅に反落。36.30円安の17850.91円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。ドラギECB(欧州中銀)総裁の会見を受けて追加緩和策への期待が後退するなか、これを受けた欧米市場の下げの流れから利益確定売りが先行した。ただ、寄り付き直後に17759.36円まで下げ幅を広げているが、その後は前引けにかけて下げ幅を縮めている。 セクターでは証券、保険、金属製品、パルプ紙、機械、水産農林などが堅調。一方で、倉庫運輸、陸運、精密機器、建設、小売などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがプラス圏で推移。 前引けにかけて下げ幅を縮めていたが、後場は日銀のETF買入れが意識されることになりそうだ。前引け段階で日経平均の下落率が0.20%、TOPIXが0.09%、JPX日経400が0.07%の下落である。上げ一服は想定内のなか、日銀のETF買入れが入るようだと、日経平均はプラス圏に浮上し、円相場は改めて日本時間で1ドル120円に乗せてくる可能性がありそうだ。 また、米雇用統計を見極めたいとのムードもあろうが、来週末には衆院選の投開票を控えていることもあり、政策期待から売り込む流れにはならないだろう。 ■ドル・円は119円89銭付近、米国11月の雇用統計を控え上げ渋る展開 ドル・円は119円89銭付近で推移。ドル・円は、米国11月の雇用統計を控えていること、東京株式市場が弱含みに推移したことで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.2374ドルから1.2393ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、1月の欧州中央銀行定例理事会での追加緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、148円37銭から148円45銭で推移。 12時14分時点のドル・円は119円89銭、ユーロ・円は148円44銭、ポンド・円は187円73銭、豪ドル・円は100円50銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・売り一巡後の日経平均は日銀のETF買い期待で下げ渋る ・マザーズ指数は上昇でIPOに向けた換金売りには一巡感も ・米11月雇用統計待ちも後場は先物動向を注視、中小型の見直しにも引き続き注目 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 10月景気動向指数(予想:先行104.1/一致110.0、9月:105.6/109.8) <海外> 16:00 独・10月製造業受注(前月比予想:+0.5%、9月:+0.8%) 《KO》