マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/16 8:06:25
17,014,247
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~低位電線株や燃料電池関連の一角に短期資金

2014/11/19 12:12 FISCO
*12:12JST 後場に注目すべき3つのポイント~低位電線株や燃料電池関連の一角に短期資金 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・「解散は買い」のコンセンサスの中、短期的な売り仕掛けに注意 ・ドル・円は117円26銭付近、東京株式市場の強含みに連れ高推移 ・沖電線<5815>など低位の電線株、菱化工機<6331>など燃料電池関連の一角に短期資金 ■「解散は買い」のコンセンサスの中、短期的な売り仕掛けに注意 日経平均は小幅に続伸。3.70円高の17347.76円(出来高概算13億8000万株)で前場の取引を終えた。安倍首相は18日の記者会見で、来年10月の消費税率10%への引き上げ時期を17年4月に延期し、今月21日に衆院を解散する意向を表明した。「解散は買い」とのアノマリーが意識される流れのなか、寄り付き直後には一時17472.57円まで上げ幅を拡大させる局面をみせた。 ただ、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>がアリババの株安などが嫌気されて弱い値動きをみせており、これが日経平均の重しとなった。その後も、ファナック<6954>、ソニー<6758>、富士フイルム<4901>などが下げに転じるなど、利益確定の流れにも向かわせている。規模別指数では大型、中型、小型株指数とものプラスだが、小幅な上昇にとどまっている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりが拮抗。 日経平均、TOPIXともにプラスで前場を終えているが、上昇率がそれぞれ0.02%、0.22%である。ここまで伸び悩むのであれば、小幅なマイナスで後場の日銀によるETF買入れを期待した方が良かったかもしれない。「解散は買い」とのアノマリーが意識されるなか、売り仕掛け的な動きともなれば、一先ず利益確定を急がせることになりそうである。 一方、中小型株などもまちまちの動きであり、業績面での個別対応のほか、やや材料系の低位材料株の一角に短期筋の資金が集中する動きとなっている。ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさ株が冴えない状況であり、短期的な売り仕掛けには注意したいところか。直近の大幅下落局面で年金等は仕込めたとみられ、積極的な上値追いは期待しづらいところか。 ■ドル・円は117円26銭付近、東京株式市場の強含みに連れ高推移 ドル・円は117円26銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで連れ高に推移している。オプション・バリアーが117円25銭と117円50銭に控えている。ユーロ・ドルは、1.2516ドルから1.2536ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円44銭から146円80銭まで堅調推移。 12時11分時点のドル・円は117円26銭、ユーロ・円は146円76銭、ポンド・円は183円01銭、豪ドル・円は101円62銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンク<9984>の下落やファーストリテ<9983>などのマイナス転換が重し ・沖電線<5815>など低位の電線株、菱化工機<6331>など燃料電池関連の一角に短期資金 ・後場は黒田日銀総裁会見を控え様子見ムードが強まる可能性、短期値幅取り主体に ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 13:30 9月全産業活動指数 14:30 10月全国百貨店売上高 15:30 黒田日銀総裁、記者会見 《KO》
関連銘柄 7件
3,821
9/4 15:00
-148(-3.73%)
時価総額 4,752,854百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5815 東証1部
3,640
3/27 14:59
±0(0%)
時価総額 14,192百万円
沖電気系で電線、ケーブル、電子部品等を製造・販売。ワイヤカット放電加工機用電極線やフレキシブル基板にも注力。OKIが完全子会社化へ向けTOB。18.3期3Q累計では大幅増収増益。通期でも大幅増収増益計画。 記:2018/02/17
6331 東証プライム
3,340
9/4 15:00
-150(-4.3%)
時価総額 26,433百万円
石油・化学プラントや環境設備の建設・エンジニアリングが主力。単体機械は油清浄機に強み。舶用機械も。エンジニアリング事業は収益伸長。投資有価証券売却益の計上等により、24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17