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後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などに短期値幅取り狙いの資金

2014/10/6 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などに短期値幅取り狙いの資金 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・抵抗線突破を見極め、個人は低位材料株に ・ドル・円は109円60銭付近、日銀金融政策決定会合などの結果待ち ・低位材料株などに個人主体の短期値幅取り狙いの資金が向かう ■抵抗線突破を見極め、個人は低位材料株に 日経平均は大幅に続伸。203.89円高の15912.54円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場では注目されていた9月の雇用統計で、失業率が5.9%へと低下、非農業部門雇用者数も24万8千人増と予想を上回る改善を示した。NYダウは200ドルを超える上昇となり、この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の15910円に。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、インデックスに絡んだ買いが先行した。 買い一巡後は15850円近辺でのこう着が続いていたが、前場半ば辺りから先物主導でじりじりと上げ幅を広げる展開となり、15900円を回復している。セクターでは32業種が上昇し、鉱業のみがマイナス。上昇が目立つところでは、その他金融、ゴム製品、輸送用機器、海運、電気機器、非鉄金属、機械、銀行、化学、医薬品など。東証1部の騰落銘柄では、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、アステラス<4503>、ホンダ<7267>などがけん引。一方、住友不<8830>、スズキ<7269>などが冴えない。 日経平均は前引けにかけて上げ幅を広げてきており、5日、25日線レベルでの攻防となっている。下ひげを残す格好で押し目買い意欲の強さが窺えるが、同水準を明確に上放れてくるのを見極めたいところでもある。円相場はやや円高に振れて推移しているほか、香港の民主派によるデモ拡大の影響、米国内でのエボラ感染者の動向などが相場の変動要因になりかねない。日銀の金融政策決定会合のほか、IMFの世界経済見通し、FOMC議事録、ECBのドラギ総裁の講演、G20財務相・中央銀行総裁会議などが予定されており、各国の金融政策に関心が集まりやすいところでもある。 インデックスに絡んだ商いによって日経平均は強含みをみせたとしても、個別単位では手掛けづらさが意識されそうである。また、値上がり率上位では、アルファ<4760>、北川精機<6327>、宮入バルブ<6495>、クリムゾン<2776>など低位材料株や中小型が中心であり、個人主体の短期的な値幅取り狙いが中心のように映る。 ■ドル・円は109円60銭付近、日銀金融政策決定会合などの結果待ち ドル・円は109円60銭付近で推移。ドル・円は、明日7日の日銀金融政策決定会合の結果、黒田日銀総裁の会見待ちで動意に乏しい展開。ユーロ・ドルは、1.2504ドルから1.2521ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開だが、1.2500ドルの大口の買いオーダーで下値は限定的。ユーロ・円は、137円17銭から137円43銭で推移。 12時20分時点のドル・円は109円60銭、ユーロ・円は137円19銭、ポンド・円は175円16銭、豪ドル・円は95円30銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は米国9月雇用統計を受けた円安進行を好感 ・低位材料株などに個人主体の短期値幅取り狙いの資金が向かう ・引き続き直近下落の目立った中小型株のリバウンドに関心 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 日銀金融政策決定会合(7日まで) <海外> 15:00 独・8月製造業受注(前月比予想:-2.5%、7月:+4.6%) 《KO》
関連銘柄 10件
2776 東証スタンダード
190
9/4 15:00
-7(-3.55%)
時価総額 7,252百万円
アパレルで出発し、現在はPET樹脂や樹脂再生製品等のリサイクル関連輸出入取引が柱に。不動産関連サービス事業も手掛ける。再生プラ需要等は堅調もコストかさむ。不動産等寄与も営業赤字。継続前提に重要事象。 記:2024/05/13
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4760 東証スタンダード
1,644
9/4 15:00
-46(-2.72%)
時価総額 1,504百万円
広告等販売促進用品の企画・製作、販売等を行う。POP作成の業務効率化ツール「POPKIT」、販売促進用品の通販サービス、キャンペーンシステム等を手掛ける。POPKIT個人向けサービスは契約が増加。 記:2024/05/17
6327 東証スタンダード
682
9/4 15:00
-27(-3.81%)
時価総額 5,217百万円
産業機械メーカー。プリント基板材料の銅張積層板成形用真空多段プレス装置で世界トップシェア。重量物用収納棚などのFAシステム、炭素繊維強化プラスチック関連装置等も。自動車部品成形用プレス装置などは売上順調。 記:2024/06/18
6495 東証スタンダード
99
9/4 15:00
-4(-3.88%)
時価総額 4,836百万円
LPガス容器用バルブメーカー。LPガス容器用弁や自動車用容器用弁などの黄銅弁、設備用や車載用、船舶用などの鉄鋼弁を手掛ける。メンテナンスサービス等も。25.3期はLPガス容器用弁の交換需要回復を見込む。 記:2024/07/02
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8830 東証プライム
4,768
9/4 15:00
-194(-3.91%)
時価総額 2,269,978百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10