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欧米為替見通し:米国の新規失業保険申請件数に要注目

2014/9/25 17:18 FISCO
*17:20JST 欧米為替見通し:米国の新規失業保険申請件数に要注目 本日25日の欧米市場のドル・円は、中東の地政学的リスクへ警戒しつつ、米国の新規失業保険申請件数を見極める展開が予想される。 9月20日週の新規失業保険申請件数は、+29.6万件と予想されており、9月13日週の+28.0万件からの増加が見込まれている。 米国9月の雇用統計の調査対象週(9月12日週)の新規失業保険申請件数の改正値、及び失業保険継続受給者数に注目することになる。予想に反して減少していた場合は、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和第3弾の終了と同時に、利上げまでの「相当の期間」という時間軸が削除される可能性が高まることになる。 ドル・円の注文状況は、109円50-60銭、109円90-00銭にはドル売りオーダー、109円50銭、110円にはオプション・バリアーが控えており、雇用情勢が大幅に改善していた場合は、ドル買い圧力が強まることになる。 年末に向けたドル買いとして、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和終了に向けた10月決算のヘッジファンド勢の「ドル・キャリートレード」の手仕舞い、米国企業の利益送金、そして、「インバーション規制」に伴う米国への資金還流が想定される。 円売りとして、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産への投資増額、パワー・リバース・デュアルカレンシー債などの仕組み債絡みの円買いヘッジポジションの解消などが想定される。 【今日の欧米市場の予定】 18:30 南アフリカ・8月生産者物価指数(前年比予想:+7.7%、7月:+8.0%) 20:00 トルコ中央銀行が主要政策金利発表(レポレートは8.25%で現状維持の公算) 21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:29.6万件、前回:28万件) 21:30 米・8月耐久財受注(前月比予想:-18.0%、7月:+22.6%) 02:00 米財務省7年債入札(290億ドル) 02:20 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演(経済・金融政策) 《KO》