株～企業情報・おすすめ銘柄

*06:57JST 1日の米国市場ダイジェスト：ダウは69ドル安、雇用統計好感もパレスチナ情勢を嫌気 ■NY株式：ダウは69ドル安、雇用統計好感もパレスチナ情勢を嫌気 NYダウ　　　　　　　ナスダック 終値　：16493.37　　終値　：4352.64 前日比：-69.93　　　前日比：-17.13 始値　：16561.70　　始値　：4363.39 高値　：16584.75　　高値　：4385.05 安値　：16437.07　　安値　：4324.02 1日の米国株式相場は下落。ダウ平均は69.93ドル安の16493.37、ナスダックは17.13ポイント安の4352.64で取引を終了した。7月雇用統計は失業率6.2％、非農業部門雇用者数は20万9千人増と予想をやや下回ったものの、6ヶ月連続で20万台の雇用者増となったことが好感され、朝方の時間外取引での下落から下げ幅を縮小して取引を開始した。しかし、パレスチナの停戦が数時間で破られたことなどが嫌気され、再び弱含む展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や食品・生活必需品小売が上昇する一方、銀行や自動車・自動車部品が下落した。 ビジネス向け交流サイトのリンクトイン(LNKD)や、旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)、家庭用品のプロクター＆ギャンブル(PG)などが予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方で、アクションカメラのゴープロ(GPRO)は好決算を発表したものの、株価水準の割高感から下落。送金サービスなどのウエスタン・ユニオン(WU)も減益となる決算を発表して軟調推移となった。 今週はウォルト・ディズニーやタイム・ワーナーなどのメディア関連企業の決算発表が多数予定されている。 （Horiko Capital Management LLC） ■NY為替：ドル・円は102円57銭、米雇用統計を受けて早期利上げ観測が後退 ドル・円は103円05銭まで上昇後、102円34銭まで反落し102円57銭で引けた。予想を下振れた米雇用統計を受けて早期利上げ観測に伴うドル買いが大きく後退。また、ISDA（国際スワップデリバティブ協会）がアルゼンチンを「債務不履行（デフォルト）」と正式に宣言したこと、ポルトガルのエスプリト・サント銀行の救済観測を受けた欧州の金融不安をきっかけにした株安に連れリスク回避の円買いも強まった。 ユーロ・ドルは、1.3385ドルから1.3445ドルまで上昇し1.3431ドルで引けた。米雇用統計を受けた米国債券利回りの低下に伴うドル売りが加速。ユーロ・円は、138円07銭へ上昇後、欧州金融不安に137円58銭へ反落した。ポンド・ドルは、1.6814ドルへ下落後、1.6862ドルまで反発。ドル・スイスは、0.9088フランから0.9041フランへ下落した。 ■NY原油：続落で97.88ドル、引き続き米国内の需要懸念で売り優勢 NY原油は続落（NYMEX原油9月限終値：97.88　↓0.29）。米国カンザス州の製油所が先月29日のガソリン関連施設での火災により閉鎖されており、大口の原油需要の停滞が4週間続く見通しとなったことが引き続き材料視され、売りが先行して97.09ドルまで下落した。 NYダウが、一時126ドルほど下落したことも相場の重石となった。しかし、その後、NYダウが下落幅を10ドル程度まで縮小していく動きに連れて、原油も徐々に買い戻しが優勢になり、引け間際に97.95ドルまで上昇した。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率） バンクオブアメリカ（BAC）　 14.98ドル　-0.27ドル（-1.77％） モルガン・スタンレー（MS）　31.60ドル　-0.74ドル（-2.29％） ゴールドマン・サックス（GS）170.25ドル　-2.62ドル（-1.52％） インテル（INTC）　 　　33.74ドル　-0.15ドル（-0.43％） アップル（AAPL）　　　　　　96.13ドル　+0.53ドル（+0.55％） グーグル（GOOG）　　　　　　566.07ドル　-5.53ドル（-0.97％） フェイスブック（FB） 72.36ドル -0.29ドル（-0.40％） キャタピラー（CAT）　　　　 100.52ドル　-0.23ドル（-0.23％） アルコア（AA）　　　　　　　16.44ドル　+0.05ドル（+0.31％） ウォルマート（WMT）　　　　 73.54ドル　-0.04ドル（-0.05％） 《KO》