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今日の為替市場ポイント:米労働市場の改善を意識したドル買い
2014/7/25 8:00
FISCO
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*08:00JST 今日の為替市場ポイント:米労働市場の改善を意識したドル買い 昨日24日のドル・円相場は、東京市場では101円59銭から101円42銭でやや軟調推移。欧米市場では一時101円86銭まで反発し、101円81銭で取引を終えた。 本日25日のドル・円は、主に101円台後半で推移か。米労働市場の改善を意識したドル買いは継続する見込み。日経平均株価が反発した場合、ドル・円は102円台前半まで買われる可能性がある。 24日の欧米市場では、前週分の新規失業保険申請件数の減少を意識したドル買いが観測されたが、6月の米新築住宅販売件数や7月の米マークイット製造業PMI速報値が市場予想 を下回ったことでドル売りが優勢となる場面があった。6月の米新築住宅販売件数は40.6万戸で市場予想の47.5万戸を大きく下回った。また、5月実績も50.4万戸から44.2万戸に下方修正された。 しかしながら、ドル・円は101円70銭で下げ渋り、NY市場の取引終了時点にかけて101円80銭台に反発している。市場関係者の間では、米労働市場は穏やかな改善を続けており、この傾向は当面続くとの見方が多い。また、米住宅市場については、6月の中古住宅販売件数は予想を上回っており、悲観的な状況ではないとの声が聞かれている。 なお、米労働市場の改善が続いた場合、利上げ時期は早まる可能性がある。早期利上げを警戒して米国株はやや下落するかもしれないが、ドル・円相場は株安でも円安・ドル高の方向に動く可能性がある。 《KO》
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