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*20:09JST 米株式：「4-6月期企業決算への期待感で続伸か」 15日のニューヨーク株式市場は、4-6月期の企業決算への期待感から強含みが予想されるものの、イエレンFRB議長の議会証言への警戒感から上値は限定的か。 シティグループやJPモルガンなどの予想を上回る決算を受けて、本日予定されているゴールドマン・サックス・グループの金融のほか、インテル、ヤフー、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの決算への期待が高まりつつある。 一方で、15、16日にはイエレン連邦準備制度理事会（FRB）議長が上院銀行委員会、下院金融委員会で半期に一度の議会証言を行う。利上げのタイミング等に関心が集まるなか、FRB議長証言を見極めたいとするムードが上値の重しになる可能性がある。 そのほか、欧州株式市場で、ポルトガル最大の上場銀行バンコ・エスピリト・サントが20％下落し、過去最安値を更新している。創業一族の企業の財務問題への警戒感が依然根強いとの見方であり、欧州市場は総じて軟調に推移している。 欧州信用不安がリスク・オフに向かわせる可能性もありそうだ。 《MY》