マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/16 21:03:53
15,422,296
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

コモディティ相場の現状と関連する日本株~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

2018/1/29 10:38 FISCO
*10:38JST コモディティ相場の現状と関連する日本株~eワラントジャーナル(馬渕磨理子) こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。 eワラント証券のコラムで「コモディティ相場」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。 堅調な株式市場が続いていますね。株式市場だけではなく、原油や金などの一部のコモディティ相場も上昇傾向にあります。同コラムでは、『各種経済指標に見られるように経済活動は活発ですし、IMFが世界経済の成長見通しを上方修正するなど、コモディティ相場を取り巻く環境は上昇をサポートしているように』思われると述べています。『コモディティ相場が業績に影響してくる企業』もあるので、『コモディティ相場に取り組む』ことで、株式投資に活かせることもあるかもしれません。 ・金相場 金相場は「有事の金買い」と言われるように『地政学的リスクが高まるときに買われる』ことがあります。これは通貨を代替する価値があるためですが、特に米ドルとの関係には注目です。『米国の政策金利の引き上げにより米ドル高が期待されましたが、政策金利の引き上げスピードは緩慢なのかもしれない、という見方から直近は米ドル安基調』となっていると同コラムで分析しています。『米ドルが安くなれば金は相対的に高くなることから、金相場の直近の上昇の要因は米ドル安である』とのことです。 ・プラチナ相場 プラチナ(白金)は希少性が高く、かつては金よりも高額で取引されていましたが、近年では金価格を下回っています。『産業金属としてディーゼル車の排ガスを浄化する触媒として注目されましたが、環境対策として主要国が電気自動車の普及に注力したことで、プラチナ価格は低迷』しているようです。直近では『他の貴金属の上昇に伴い、金との比較で希少性が改めて見直され、上昇傾向』にあると同コラムでは述べています。 その他、銅相場・原油相場・コーン相場についての市況を同コラムでは分かりやすく記述しています。また、コモディティ相場に関連する日本株を紹介しています。 金相場に関係する日本株として、住友金属鉱山<5713>、三井金属鉱業<5706>などが挙げられます。三井金属鉱業<5706>は亜鉛相場のイメージがありますが、『銅関連事業の比率も大きくなっており、むしろ銅相場関連銘柄と言える』とのことです。また、原油関連株の代表格としては、国際石油開発帝石<1605>、JXTGホールディングス<5020>が挙げられます。その他、大手建機メーカーのコマツ<6301>は『銅相場と株価の連動性が比較的高く』なっているようです。これは『鉱山開発による建機需要を反映したもの』と分析しています。また、原油相場や銅相場と株価の連動性が比較的高い、商社についても言及しています。 eワラントでは、デモトレードの体験ができます。仮想資金で『eワラント取引の練習』ができます。取引価格は実際の価格で、コモディティ相場を対象とする銘柄もあり、数千円程度から投資できます。コモディティ相場に慣れていない方でも取り組みやすくなっています。 なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の1月26日付のコラム「コモディティ相場の現状と関連する日本株」にまとめられています。 馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。 フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子 《DM》
関連銘柄 5件
1605 東証プライム
2,032
9/4 15:00
-145(-6.66%)
時価総額 2,817,707百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
5020 東証プライム
763.2
9/4 15:00
-39.1(-4.87%)
時価総額 2,465,352百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5706 東証プライム
4,459
9/4 15:00
-244(-5.19%)
時価総額 255,630百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5713 東証プライム
3,802
9/4 15:00
-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12