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パイプランいらずの「石油ボール」鉄道や船で輸送可=加大学研究
2017/9/22 16:24
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*16:24JST パイプランいらずの「石油ボール」鉄道や船で輸送可=加大学研究 液体の原油を圧縮して固形化する「石油ボール」技術が、カナダ、カルガリー大学の研究チームにより開発された。この新技術により、石油輸送に新たな道筋が開かれるそうだ。 カナダメディアCBCによると、カルガリー大学工学部のイアン・ゲーツ教授とその研究チームが、液状の重油あるいは瀝青を圧縮して、固形のボールに加工する技術を開発した。 瀝青とは、固体~半固体の炭化水素類の総称で、天然アスファルトやコールタール、石油アスファルト等を指す。 ゲイツ教授は大学広報紙に、この石油ボールのメリットを語った。「原油輸送パイプラインを設置できる場所は限られているが、コンテナに乗せて鉄道やトラックで運搬すれば、どこへでも運べる。海上輸送ももちろん可能だ」と答えた。さらに原油漏れの恐れもないため、環境汚染に対するリスクを大幅に軽減し、パイプ輸送の依存と投資を減らすこともできる。 このボールはまた、サイズを変えて製造でき「錠剤~ゴルフボール程度の大きさ」が適切だと研究チームは記事で明かしている。 期待される石油ボール技術 すでにオートメーション生産を実行 ゲイツ教授によると、ボール表面は粘性の高い硬質の膜で覆われ、内部は液状となっている。ボール内部に気体を注入すれば浮かばせることもでき、海上輸送においても、「原油流出」のリスクは大幅に減る。「たとえ流出したとしても、すくい上げることが出来る」と述べた。 いっぽう、こうした石油ボールがひとたび大量生産されるようになると、これまで巨額の費用を投じて建設されてきた石油パイプラインが無駄になってしまうのではと憂慮する声もある。 ゲイツ教授はCBCに対して、このボールが石油輸送に大きな変革をもたらしたとしても、原油を素早く大量に輸送できるパイプラインが、すぐさま代替されるわけではないだろうと語った。 しかし、環境に優しい石油ボールに対する市場の期待は高い。ゲイツ教授は、すでに複数の企業からこの新技術の導入について打診があったという。11月にカルガリー大学はボールの小規模オートメーション生産を開始させる予定。2018年にはその生産規模を数百バレルまで引き上げるとしている。 同研究の商業化に取り組むコンサル企業イノベーション・カルガリーの副社長ステイス・ウィルス氏は、「石炭産業の減退で、石炭運搬用の鉄道車両は数千台持てあましている。これらは実は非常に安価な輸送手段で、1日に数千万バレルの石油ボールを世界全体の市場に輸送できるようになる」とその可能性を語った。 (翻訳編集・島津彰浩) 【ニュース提供・大紀元】 《HT》
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