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NYの視点:市場は一段と積極的な米利上げ軌道を予想=調査

2017/3/15 7:27 FISCO
*07:27JST NYの視点:市場は一段と積極的な米利上げ軌道を予想=調査 FRB米連邦準備制度理事会は悪天候のワシントンで14日から15日にかけてFOMC連邦公開市場委員会を開催している。会合に先駆け、米国の経済専門局であるCNBCが50人のエコノミスト、ファンドマネジャー、ストラティジストなどの市場関係者を対象に行った調査によると、回答者全員が3月FOMCでの利上げを予想していることが明らかになった。また、回答者の70%が6月にもさらなる利上げを予想。60%は本年3回の利上げを予想している。25%は年内4回の利上げを予想。一部の回答者はFOMCが金融政策においてインフレで立ち遅れていると警告した。 成長を予測するにあたり、財政政策への期待が主にけん引したと指摘。金融政策が成長をけん引しているとの指摘は13%にとどまった。トランプ政権が掲げている財政刺激策に関して、回答者の39%は成長率が潜在的水準を下回っているため「必要」とした一方、54%は「必要ない」との見解。労働市場が完全雇用に達しているほか、財政刺激策が高インフレリスクにつながるリスクを理由に挙げた。 また、市場関係者は2017年の国内総生産(GDP)見通しを大統領選挙後0.2%引き上げ2.38%成長へ、2018年度のGDPを+0.4%引き上げ2.62%成長とした。トランプ政権が予測している1%もしくは2%ポイントの成長率引き上げが「かなり楽観的」と判断していることがわかった。国境税(border adjustment tax)に関しても経済にマイナスとの見方が強く、全体の60%が反対。前回1月調査45%からさらに上昇した。トランプ大統領が掲げている政策に関しては、個人の減税、法人税減税、規制緩和など全般的にポジティブな見通しとなった。ただ、貿易政策に関してはネガティブな見方が台頭した。 ◎CNBCのFedサーベイ(3月9−11日に実施、対象50名エコノミスト、ストラティジスト、マネーマネジャー) ■FF見通し 2017年:1.43%(選挙前1.09%) 2018年:2.25%(1.69%) 2019年:2.73%(2.22%) ■最終的な金利(利上げ打ち止め水準) 2019年の第2四半期に2.95% ■成長見通しをけん引する要素 財政政策(50%) 金融政策(13%) 財政と金融(19%) ■国境税(border adjustment tax)案 賛成:17%(18%) 反対:60%(前回45%) 中立:19%(30%) ■成長見通し 2017年GDP:2.38%(大統領選挙後+0.2%) 2018年GDP:2.62%(大統領選挙後+0.4%) ■財政刺激策 必要39%(1月40%) 必要ない54%(48%) ■トランプ政策を判断 貿易:−(ネガティブ)1 個人の減税:+(ポジティブ)1 法人税減税:+1.2 規制緩和:+1.5 ■トランプ政権の政策実施時期予想 医療保険:2017年第3四半期 税制改革:2017年第4四半期 規制緩和&インフラ支出:2018年第1四半期 連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック):2018年第3四半期 《SK》