マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
3/21 7:03:35
11,279,114
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NYの視点:中国の通貨切り下げ、米9月利上げのゲームチェンジャーとならず

2015/8/12 7:17 FISCO
*07:17JST NYの視点:中国の通貨切り下げ、米9月利上げのゲームチェンジャーとならず 世界のいくつかの国は、中央政府による計画経済で金利格差の恩恵を受けている。日本は、質的・量的緩和の実施により円相場が対ドルで80円近辺から125円付近まで下落。欧州は初の試みとなる量的緩和(QE)の実施により、ユーロ相場が対ドルで1.40ドル付近から1.00ドル寸前まで下落した。スイス国立銀行は、ギリシャ危機などの影響を受けたユーロ売りに歯止めをかけるべく、無制限介入を行っていたが、財政的に耐え切れなくなり無制限介入を解除。中国人民銀行もここ最近続いた様々な中央銀行の介入に続き、2%の通貨の切り下げに動いた。 今まで、為替相場での単独介入が、ドル高局面で実施されることは極めて少なかった。こういった動きは国際的な動きになりつつあり、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策の正常化において、注視が必要になるとの指摘も少なくない。ドル高と中国の通貨切り下げというダブルパンチで、米国の輸出産業は大きな打撃を受けることになる。このため、FRBの利上げは不可能だとの見方も浮上。一方、米JPモルガン銀行のエコノミストは、「中国の通貨切り下げはFOMCメンバーの成長見通しにおいて、小さな向かい風に過ぎない」とし、9月の利上げ見通しを据え置いた。 中国の人民元切り下げは、ギリシャ危機や中国の経済鈍化が「新しい問題ではない」としていたイエレンFRB議長の見通しを果たして変更させるかどうかに焦点が集まる。 《NO》