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米雇用統計やG20控え、中小型株物色が継続

2017/7/6 8:19 FISCO
*08:19JST 米雇用統計やG20控え、中小型株物色が継続  6日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。祝日明けの米国市場は、まちまちの展開だった。原油相場の下落や軟調な経済指標を受けてNYダウは小幅に下落する一方で、半導体関連の買い戻しの動きが広がり、ナスダックは4営業日ぶりに反発した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの20070円だった。  原油相場については、ロシアがOPEC主導の減産について、削減幅の拡大にはどのような提案にも反対する方針だと伝えられたことが嫌気されている。米国市場の流れを受けて、資源関連や輸出関連など、足元でリバウンドが強まっていたセクターについては一服といったところであろう。  一方で、半導体関連の買い戻しに広がりがみられており、ナスダックは4営業日ぶりに反発となっていることから、ハイテク株への波及が意識されそうだ。とはいえ、米国では週末に雇用統計の発表を控えているほか、7-8日の20カ国・地域(G20)首脳会議を控えて、米トランプ大統領と独メルケル首相の動向が注目されており、これも様子見姿勢につながる。  また、中小型株については強い銘柄に資金が集中する流れが目立ってきている。一方で資金の逃げ足も速く、明確な柱が必要であろう。ただ、日経平均が2万円での底堅さが意識されるようであれば、乱高下をみせつつも中小型株のほか、低位材料株や東証2部銘柄辺りでの循環物色が続きそうである。(村瀬智一) 《AK》