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円安や原油高材料視も米半導体関連の下げが重しに

2017/6/28 8:28 FISCO
*08:28JST 円安や原油高材料視も米半導体関連の下げが重しに  28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。27日の米国市場は長期金利の上昇や、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を持ち越したことが嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の20145円、円相場は1ドル112円25銭辺りでの推移となっている。  長期金利の上昇を受けて金融セクターへの物色が意識されるほか、為替の円安や原油相場の上昇等もあり、底堅さは意識されやすいだろう。一方で、米国では半導体関連が総じて軟調な展開となっており、これが重しになりそうである。  また、昨日は配当再投資による需給面での下支えもあって底堅い動きだった。本日の寄付き時点でも需給要因が残っている可能性があろう。ただし、その後は需給イベント通過によって再びこう着感の強い相場展開になりやすい。  そのため、物色の流れとしては、今しばらく中小型株に向かいやすいと考えられる。寄り高で利食いに押されていた銘柄なども、後場に入り再び切り返す動きもみられており、相当、個人の需給は良さそうである。出遅れ銘柄を探る動きも活発化しよう。(村瀬智一) 《AK》