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15500円処での下げ渋りをみせてくるかが注目される

2016/7/6 8:41 FISCO
*08:41JST 15500円処での下げ渋りをみせてくるかが注目される  6日の日本株市場は売り優勢の展開になろう。連休明け5日のNY市場は、NYダウが100ドルを超す下落となった。欧州連合(EU)離脱を巡る英国経済への懸念が再燃したことが嫌気された格好。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の15445円となり、これにさや寄せする格好から売り先行に。  また、原油相場が大きく下げているほか、為替市場ではドル円が1ドル101円台と1週間ぶりの円高水準に振れていることも重しになりそうだ。サウジアラビアのイスラム教の聖地メディナなど3都市で、自爆テロとみられる爆発が相次ぐなど、地政学リスクの高まりもリスク回避に向かわせる。  水準としては、シカゴ先物にさや寄せすることで、オプション権利行使価格の15625円と15750円とのレンジから15375円と15500円とのレンジに移行する格好となり、ヘッジに伴う売り等も意識されそうだ。売り一巡後に15500円処での下げ渋りをみせてくるかが注目される。  その他、英国ではキャメロン首相の後任を選ぶ与党・保守党の党首選挙は、5日に1回目の投票が行われ、残留支持のメイ内相が過半数の票を獲得した。残留支持の流れが高まるようだと、相場の落ち着きにつながることが期待される。さらに、参院選終盤情勢では改選過半数へ堅調とみられており、政策期待等が下支えになりそうだ。 《AK》