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トヨタ自のアク抜けを見極め、先物主導で不安定な展開にも

2016/5/12 8:47 FISCO
*08:47JST トヨタ自のアク抜けを見極め、先物主導で不安定な展開にも  12日の日本株市場は売り優勢の展開となろう。11日の米国市場では、ウォルト・ディズニーの業績が市場の予想に届かなかったことや、大手デパートが業績見通しを下方修正するなど、主要企業の軟調な決算を嫌気し売りが先行。景気の先行きに慎重な見方が強まるなか、NYダウは210ドルを超す下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の16430円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行しよう。  また、注目のトヨタ自<7203>が11日に発表した2017年3月期の営業利益が前期比4割減の1兆7000億円になる見通しだと発表。円高進行が重荷となるが、これを受けて米ADRでは300円近く値を下げている。また、ブリヂス<5108>が発表した第1四半期決算は、営業利益が6.7%減となり、こちらもADR市場で大きく値を下げている。決算ピークを迎えているが、トヨタ自決算がアク抜けにならないようだと、オプションSQを控えていることもあり、先物主導で不安定な展開になりやすいだろう。  まずはトヨタ自の売り一巡後の動向が注目される。また、日産自<7201>は、三菱自<7211>の第三者割当増資を受け入れ、実質傘下に入れる案が報じられている。自動車業界の再編思惑が材料視されそうである。  日経平均は昨日の上昇で一時16800円を回復しており、直近の大幅下落に対する半値戻しを達成していた。そのため、短期的には達成感につながりやすいところであるが、オプションSQを控えていることから大きな値動きは避けたいところであろう。25日線が16500円近辺に位置しており、同水準での底固めを意識しておきたい。 《AK》
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