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楽観に傾いたとは言えず、業績見極め続く

2020/1/29 12:29 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;23325.52;+109.81TOPIX;1695.39;+3.11 [後場の投資戦略]  本日の日経平均は自律反発の流れとなり、3ケタの上昇で前場を折り返した。新型肺炎の拡大懸念から続いていた米株安、円高進行がひとまず一服。さらに、春節(旧正月)の連休明けで動向が注目された香港ハンセン指数は3%安から始まったのち下げ渋っており、過度な警戒感がやや和らいだようだ。ただ、日経平均は朝方に小幅ながらマイナスへ転じる場面があり、前引け時点でも東証1部銘柄の半数以上が下落しているところを見ると、市場が楽観ムードに傾いたとは言えないだろう。円相場の下落や香港株の戻りもやや鈍く、後場の日経平均はプラス圏でもみ合う展開となりそうだ。日足チャートで23200円台後半に位置する75日移動平均線水準を維持できるかが焦点となる。  個別株の動向を見ると、今週から発表が本格化した2019年10-12月期決算のほか、海外類似企業の決算を受けてまちまちといった状況。比較的注目度の高い信越化やエムスリーが好反応を示していることは安心感につながるが、オービック<4684>などのように材料出尽くし感から売られる銘柄もあり、ザイリンクスの決算を受けたアンリツの大幅下落は5G関連への期待感を後退させる可能性がある。村田製が朝高後下げに転じ、アップルの決算も期待以上のものだったと受け止められていないことが窺える。本日はLINE<3938>、オムロン<6645>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>などが決算発表を予定。今週末には発表の第1のピークを迎え、個別の業績動向を見極めたいとの思惑も強まりそうだ。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 6件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4684 東証プライム
25,410
9/4 15:00
+260(1.03%)
時価総額 12,654,180百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。OBIC7シリーズは新規顧客開拓進む。 記:2024/05/17
6645 東証プライム
5,809
9/4 15:00
-207(-3.44%)
時価総額 1,198,077百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
4,966
9/4 15:00
-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30