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日経平均は小幅続伸、決算反応まちまちだが物色意欲は強そう

2019/2/1 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は小幅続伸、決算反応まちまちだが物色意欲は強そう  日経平均は小幅続伸。23.75円高の20797.24円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。  1月31日の米株式市場でNYダウは15ドル安と3日ぶりに反落。前の日の大幅高を受けて利益確定売りが優勢となったほか、決算が嫌気された化学のダウ・デュポンなどが大きく売られた。反面、市場予想を上回る決算となったフェイスブックが大きく買われるなどし、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は1%を超える上昇。本日の東京市場でも米ハイテク株高を好感した買いが先行し、日経平均は23円高からスタートすると、前場中ごろには20929.63円(156.14円高)まで上昇する場面があった。ただ、1月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が約3年ぶりの低水準となったことが伝わると急速に上げ幅を縮め、一時マイナスに転じた。東証1部の値下がり銘柄は全体の5割強となっている。  個別では、村田製<6981>が売買代金2位で8%を超える上昇。堅調な第3四半期決算を受けて悲観的な見方が後退したようだ。太陽誘電<6976>が8%近く上昇するなど、他の電子部品株にも買いが波及した。業績予想を下方修正したファナック<6954>だが、会社側が需要の下げ止まりを強調していることを受けて買い優勢となった。アンリツ<6754>は引き続き活況で大幅続伸。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>などが堅調で、ソニー<6758>や武田薬<4502>は小幅に上昇した。また、前期業績の上振れや増配、自社株買い実施が好感された小林製薬<4967>はストップ高水準まで買われた。一方、売買代金トップの任天堂<7974>は9%を超える下落。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売予想を下方修正している。業績下方修正のZOZO<3092>も8%安と急落。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ソフトバンク<9434>などがさえない。また、メガチップス<6875>がストップ安水準で前場を折り返した。セクターでは、精密機器、医薬品、電気機器などが上昇率上位。反面、その他製品、海運業、証券などが下落率上位だった。  前場の日経平均は米ハイテク株高を好感して一時3ケタの上げ幅となったものの、中国の経済指標悪化を受けて急失速した。ただ、中国・上海総合指数が比較的堅調に推移しており、後場の日経平均は再び強含む場面も出てきそうだ。前日は10-12月期決算発表の第1弾のピークで、村田製やファナックが買われる一方、任天堂、東エレク、コマツ<6301>が売られるなど反応はまちまちとなっている。ただ、決算発表前は全般に手控えムードが強かっただけに、決算内容に安心感のある銘柄には積極的な買いが向かいそうだ。  新興市場ではマザーズ指数が反落。本日もサンバイオ<4592>がストップ安水準まで気配値を切り下げているため、やむを得ない面はあるだろう。ただ、ジャスダック市場では業績の底打ち感が意識されたセリア<2782>やセプテーニHD<4293>が大幅高となっている。サンバイオ急落の影響は小さくないだろうが、個人投資家の物色意欲の根強さが窺える。(小林大純) 《AK》
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100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
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4293 東証スタンダード
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9/4 15:00
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4502 東証プライム
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国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4592 東証グロース
980
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バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4967 東証プライム
5,497
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市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
6301 東証プライム
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時価総額 156,653百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
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7974 東証プライム
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時価総額 9,997,316百万円
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時価総額 10,845,201百万円
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9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
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9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
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