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日経平均は4日続伸、米中合意期待で目先リバウンドも

2018/11/28 12:19 FISCO
*12:19JST 日経平均は4日続伸、米中合意期待で目先リバウンドも  日経平均は4日続伸。195.86円高の22148.26円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えている。  27日の米株式市場ではNYダウが続伸し、108ドル高となった。トランプ大統領が12月1日の米中首脳会談で交渉に進展が見られない場合、中国からの全輸入品に関税をかけるなどと発言し、米中貿易摩擦への懸念から売りが先行。しかし、クドロー国家経済会議(NEC)委員長が全ての事務方が中国と綿密に交渉を行っているなどと発言すると下げ幅を縮小し、引けにかけて上昇に転じた。為替も1ドル=113円台後半と円安推移しており、本日の日経平均はこうした流れを好感して84円高からスタートすると、朝方には一時22176.98円(224.58円高)まで上昇し、その後も堅調な展開となった。  個別では、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>が3%近く上昇したほか、任天堂<7974>、ユニファミマ<8028>、SUMCO<3436>も堅調ぶりが目立った。ソフトバンクG<9984>や武田薬<4502>は小じっかり。美容用の人工皮膚を製品化すると発表した花王<4452>は4%超高。また、抗精神病薬「ラツーダ」の米特許侵害訴訟で和解が成立したと発表した大日住薬<4506>が急伸し、東証1部上昇率トップとなった。一方、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、日産自<7201>などが軟調。決算発表のDyDo<2590>や転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表したシップHD<3360>も売られた。また、ティア<2485>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、医薬品、情報・通信業などが上昇率上位。半面、空運業、輸送用機器、鉄鋼が下落率上位だった。  今週末に控える米中首脳会談で通商問題を巡り何らかの合意が得られるとの期待が高まり、日経平均は連日で3ケタの上昇となっている。日足チャートを見ると、前日に25日移動平均線を上抜け、本日は節目の22000円を上回ってスタートしたため、短期的なリバウンド継続に期待した買いが入っているものとみられる。市場では海外投資家による株価指数先物への買いが観測されており、指数寄与度の大きいファーストリテの上げも目立つ。日経平均は75日移動平均線の位置する22500円レベルまで戻りを試す場面も出てくる可能性がある。  ただ、米国でアップルやフェイスブックといった主要ハイテク株の下落が続いていることなどは注意深く見ておきたい。また、今晩はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、今後の利上げペースを探るうえで発言内容が注目されるだろう。市場では早期の利上げ打ち止めに期待する向きが増えているが、継続路線が強調されればハイテク株を中心に株価の下押し要因となる可能性がある。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 14件
2485 東証スタンダード
454
9/4 15:00
-4(-0.87%)
時価総額 10,172百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は199店舗。ティア富山大泉などを新規開設。ドミナント出店による利便性向上図る。新規出店効果などで、24.9期1Qは増収。 記:2024/04/17
2,823
9/4 15:00
-18(-0.63%)
時価総額 93,546百万円
ダイドードリンコを中核とする持株会社。自販機台数で国内3位。ダイドーブレンドの缶コーヒーに強み。海外飲料事業や医薬品関連事業、食品事業等も展開。好調な販売により、医薬品関連事業は工場稼働率が向上。 記:2024/06/09
2,179.5
9/4 15:00
-10.5(-0.48%)
時価総額 221,588百万円
医療施設向けに診療材料及び医療消耗品などの販売を行うメディカルサプライ事業が主力。調剤薬局の運営や介護付有料老人ホームの運営等も。メディカルサプライ事業は売上順調。新規SPD受託施設の稼働が順調。 記:2024/06/15
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4506 東証プライム
587
9/4 15:00
-26(-4.24%)
時価総額 233,567百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17