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日経平均は大幅反発、ここからは戻り待ちの売り圧力も意識されるところ

2018/2/7 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は大幅反発、ここからは戻り待ちの売り圧力も意識されるところ  日経平均は大幅反発。660.32円高の22270.56円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えた。6日の米国市場では荒い値動きとなったが、買戻しが優勢となり、NYダウは567ドル高と主要株価指数は大きく反発。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比735円高の22245円と大きく上昇する中、日本株市場もインデックスに絡んだ商いを中心に買いが先行した。22000円を回復して始まった日経平均は、前場半ばには22353.87円まで上げ幅を拡大する局面もみられた。ただ、戻り待ちの売り圧力も意識されやすく、22300円を挟んでのこう着となった。  東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1900を超えており、全体の9割を超える全面高商状。セクターでは33業種すべてが上昇しており、石油石炭、機械、医薬品、鉱業、金属、化学、輸送用機器、サービス、その他製品、精密機器が強い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、東エレク<8035>が日経平均をけん引する格好に。  日経平均は米国市場の上昇の流れから自律反発をみせている。ただ、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好であり、インデックス売買が中心であろう。テクニカル面では大きくリバウンドをみせるものの、前日に空けたマド下限での攻防をみせている。一目均衡表では雲下限での攻防といったところであり、これらの抵抗を突破してこないと、ショートカバーも入り難いところであろう。  個別ではトヨタ<7203>のように決算評価から前日の大幅な下げを一気に吸収している銘柄等もあるが、自律反発の域を脱せない銘柄が多い。決算発表が本格化している中では、決算内容を見極めたいほか、決算が一巡してこないと、インデックスに絡んだ売買以外は入りづらいところでもあろう。戻りの鈍さが嫌気されてくる可能性もあり、トレンドの強い好業績株等に絞った短期的な値幅取りになろう。(村瀬智一) 《AK》
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