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日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される

2017/7/11 12:07 FISCO
*12:07JST 日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される  日経平均は続伸。54.65円高の20135.63円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場は、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円となり、この流れから利食い先行で始まった。しかし、円相場が1ドル114円台前半と円安に振れて推移するなか、日経平均は寄付き水準を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げてきている。  東証1部の値上がり数は1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、情報通信、空運、電気機器、石油石炭、精密機器、ゴム製品が堅調。半面、その他製品、水産農林、電力ガス、その他金融が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、ソニー<6758>が堅調。  日経平均は5日、25日線を上回っての推移をみせており、2万円固めの展開となっている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が強含みに推移しており、これが日経平均を下支えする格好となり、安心感にもつながっている。価格帯別出来高では20000-20200円で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しやすいところであり、戻り待ちの売り圧力も意識されるなか、後場もこう着感の強い相場展開になろう。  ただし、円安が安心感につながり下値の固さが意識されているため、物色意欲は高まりやすい。日経平均がこう着のなか、中小型株での値幅取り狙いの流れが続きそうだ。高値圏にある銘柄等は利食いも出やすいとみられ、同テーマ内での出遅れ銘柄や調整が一巡した銘柄への見直し等に向かいやすいだろう。(村瀬 智一) 《AK》
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