マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/30 15:48:05
15,534,455
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反落、想定内の一服もやや慎重にみる必要

2016/11/28 12:01 FISCO
*12:01JST 日経平均は反落、想定内の一服もやや慎重にみる必要  日経平均は反落。146.32円安の18234.90円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えた。外国為替市場で円相場が1ドル111円台と円高に振れて推移するなか、輸出関連を中心に利益確定の流れが優勢となった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下落。  セクターでは、輸送用機器が下落率トップだったほか、鉱業、精密機器、海運、非鉄金属、石油石炭、電気機器、ゴム製品が冴えない。半面、電力ガス、建設、銀行、鉄鋼、卸売、水産農林、食料品、情報通信が小じっかり。売買代金上位では、トヨタ自<7203>など自動車株のほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が冴えない。一方でメガバンク3行は売り先行後にプラス圏を回復している。  日経平均は前週末に終値ベースでの年初来高値を更新したこともあり、利益確定の流れが先行している。円相場が1ドル111円台と円高に振れていることが利食いに向かわせているようである。また、月末にはOPEC(石油輸出国機構)総会が控えており、神経質になりやすい。また、イタリア政府は憲法改正の是非を問う国民投票を12月4日に実施することも買い手控え要因になっているようである。  もっとも、メガバンクが売り一巡後に切り返すなど、押し目買い意欲の強さが窺える。午後は日銀によるETF買い入れによる需給の下支えが意識されやすい面もあろう。ただし、円高の影響とはいえ、先週末に買われていた自動車株が一服となるなか、海外勢の動きに対しても一巡感からやや慎重にみる必要がありそうだ。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 4件
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17