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日経平均は大幅反発、一先ず17000円処での値固めを意識

2016/9/5 12:09 FISCO
*12:09JST 日経平均は大幅反発、一先ず17000円処での値固めを意識  日経平均は大幅に反発。214.12円高の17139.80円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。先週末の米雇用統計を受けた米国株高、円安が材料視されており、シカゴ先物清算値(17130円)にさや寄せする格好から始まった。ただし、その後は円相場が円高に振れて推移していることもあり、利益確定の流れもあってか、高値圏でのこう着感が強まっている。  東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの上昇。セクターでは海運が6%超の上昇をみせているほか、鉱業、保険、電力ガス、石油石炭、銀行、非鉄金属、鉄鋼、卸売、機械が堅調。一方で、食料品、その他製品が小幅ながらマイナス圏での推移に。  日経平均はマドを空けての上昇となり、6月1日以来の17100円を回復している。その後は売り買いが交錯する格好から上げ幅を縮める場面もみられている。利食いに向かわせた要因としては、円相場が円高に振れて推移していることがあげられる。ただし、黒田日銀総裁による発言が伝えられており、「マイナス金利が心理面で悪影響を及ぼす可能性に留意必要」などと伝えられると、やや円安に振れる局面をみせている。  米国はレイバーデーの祝日のため海外勢のフローは限られるとみられる。日経平均は週足の一目均衡表の雲の中での推移であり、強弱感が対立しやすいところである。利食いも出やすい水準とみられるが、一先ず17000円処での値固めを意識しておきたい。押し目拾いのスタンスとなろう。(村瀬智一) 《AK》