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買い一巡後のこう着は想定内、需給状況は良好

2015/2/23 12:05 FISCO
*12:08JST 買い一巡後のこう着は想定内、需給状況は良好  日経平均は続伸。148.89円高の18481.19円(出来高概算11億9000万株)で前場の取引を終えた。ユーロ圏の財務相は今月末に期限を迎えるギリシャに対する金融支援策を4ヶ月延長することで合意。これを受けた20日の米国市場では、NYダウ、S&P500指数は最高値を更新し、シカゴ日経225先物清算値は18500円を超えてきた流れを引き継ぎ、買い先行の展開に。寄り付き直後には一時18509.08円と2000年5月以来の18500円を回復する局面をみせている。  ただし、過熱感なども警戒されるなか、その後は狭いレンジ内でのこう着となり、日中値幅は30円程度にとどまっている。セクターでは、陸運、証券、ゴム製品、鉄鋼、精密機器、水産農林、空運、ガラス土石、輸送用機器などが堅調。一方で、鉱業、石油石炭、保険、パルプ紙、電力ガス、海運などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり921、値下がり800、変わらず141と、値上がり数は過半数に届かず。  買い先行後はこう着感の強い相場展開となっているが、想定内の流れであり、上値の重さはそれ程嫌気されないだろう。反対に高値圏での底堅い値動きの中、利益確定の売りが進むことで需給状況は良好に。また、カシオ<6952>、ユーグレナ<2931>など材料の出た銘柄への物色は活発であることも、投資家の需給状況が良好なことが窺える。  日経平均の18500円乗せで利食いが出やすい状況だが、ボリンジャーバンドの+2σは18423円辺りに位置している。18400円前半レベルでの押し目買い意欲は強そうである。また、日経平均が高値もち合いの中、相対的に出遅れているセクターや銘柄に注目。値動きの軽い中小型株には短期筋の資金が流入しやすいだろう。(村瀬智一) 《FA》
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